「価値」と「価格」のすり替え

こんにちは!
経営心理士オフィス・ブルベアパートナーズです。
今日はちょっと辛口な意見を。。

近年の超情報化社会において
自分たちのコンテンツを『どう”映え”させるか』ばかりが先行し、
特にインターネット上で売買される情報商材は、中身がペラペラなことがかなり多いです。

情報は知っているだけでは大した意味はなく、
有効に使える、実践できる(≒有用な状態に変える)ことができて初めて その”価値”が生まれます。

“価値”とはお客様側・受取る側が感じるものであり、
“価格”は売り手側が需要と供給のバランスを考慮し決定するものです。

[○○円相当の価値がある情報が今だけ無料で!]
などの謳い文句は、
価値(お客様が感じるもの)と価格(売り手が受け取るもの)をすり替えています。

たとえば、料理教室は
まったく料理ができない方にとっては、お金を払ってでも通う価値が生まれるかもしれませんが、
プロの料理人にとっては、ほとんどその価値を見出せません。
○○円相当の価値があるかどうかは受取る側によって変わります。
価値を価格で表現することはできません。

特に最近では、
それを売りつける方法が少しずつ淘汰され始め
その売りつけ方を教えるスクール型のビジネスモデルまで出始めています。
(もちろん、きちんとしたスクールであれば問題ないです)

ただこれは構造的には
マルチ商法やねずみ講と同じで、さらに
そこに悪意があればペテン師、ウソが交じれば詐欺師と呼ばれます。

受け取る価値を誇大に表現しているあたりは、
ひと昔前に社会問題となった、壺や印鑑を使った霊感商法と酷似しているかもしれません。
(被害額が比較的小さいだけで)

ひどい方だと
【パクってOK】【ネットで探せ】
費用を掛けず【立ち読みで情報を仕入れろ】
なんて言っているスクール講師までいます。(実際いました。。何人も。。)

※オンライン上での情報商材ビジネスすべてがそうだと言っているわけではありません!!
また、映画や音楽などの著作物に関するコンテンツビジネスはここでは含みません!

ブルベアパートナーズでは
心理コンサルティングの一環として
そのような情報をどうにか有用な状態に変えて
実践まで移せないかと一緒に考えていくことも行っています。

チャットでもメールでも
お気軽にお問い合わせください。(^▽^)/
それでは、また。

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この記事を書いた人

有野翔太

経営心理士/メンタルケア心理士
AFP認定2級ファイナンシャルプランナー/認定テクニカルアナリスト

地元の公立高校から
ニューヨーク州立大学リベラルアーツ(教養学部)を経て
現在は零細商社の現役経営者(創業)11年目です。

独立開業を考えている方から、
社員数50名程度までの中小企業向けの経営心理サービス、
大きな組織のビジネスカウンセリングサービスもご用意致しております。

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